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星甲子園の風船の詩
甲子園で
ぼんやりと星空を眺めているときに
ふと視線をあげると
星空が接近して
すうっと身体ごと
星空に吸い寄せられるような気分になった
星空は眺めていても
あきない
試合中暇な時は
座ったまま
星空を見ている
風船の舞い上がる時
背伸びして星空に
目をやる
星空に舞い上がる
風船を眺めていると
風船のカオスな挙動が
全身に伝わり
風船の動的エネルギーが
静かに身体に染み込み
心身をリフレッシュし
生きる力を
与えてくれる