淋甲子園の風船の詩(うた)
自分は淋しがりやである
だから、自分は甲子園を求める
自分は一人ぼっちである
だから、自分は風船と抱き合う
甲子園の賑やかな観衆の
中にいる事を求める
舞い上がる風船の
群れを眺めている
都会生活の
憂い、悲しみ、淋しさが
甲子園の大観衆の熱き心に
呑み込まれていくのは
とても楽しいことだ
ラッキーセブンの
どこまでも流れて行きそうな
舞い上がる風船の強い意志を感じる事は
とても元気づけられることだ
この賑やかな甲子園の大観衆の中にいることは
とても素敵なことだ
この華やかな風船の舞を愛でることは
とても癒されることである