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開甲子園の風船の詩(うた)
開幕日の青い空
大勢の阪神ファンが
風船を抱えて
多様な阪神ファンが集結している
しかし、風船に込める気持ちは
万人不同である
ラッキーセブンの儀式に
敬意を払いたい者がいる
藤川の快投に
酔いしれたい者がいる
赤星の盗塁に
快感を覚えたい者がいる
金本のホームランに
爽快になりたい者がいる
勝利後の六甲おろし合唱に
夢をつなげる者がいる
だが
阪神ターガースに対する誇りと
甲子園の風船に託す熱き心は
甲子園の開幕に集う万人
それぞれ
終生不変である